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4月「子供たちをわたしのところに来させなさい」

今月の聖句 4月

子供たちをわたしのところに来させなさい

マルコによる福音書10章14節


2023年度の新しい歩みが始まりました。ご入園、そしてご進級、おめでとうございます。

 子どもたちは聖書のお話が大好きです。礼拝を通して聖書のみ言葉や讃美歌を歌い、神さまに

お祈りすることを体験します。礼拝を通して、自分のいのちが神さまによって与えられていることや生かされていることに気づかされます。さらには、自分が神さまの愛で保護されている、守られている、そのままで生きていることを肯定されていることにも気づかされます。

 

今月の聖句の場面背景において、イエスさまの弟子たちは、子どもたちがイエスさまのところに来るのを妨げました。子どもたちは、イエスさまが語ることを理解することも出来ないし、騒いでイエスさまの話の邪魔をするかもしれない。そんな思いが弟子たちにあったからでしょう。

 

 「だめだ!イエスさまの邪魔をしてはならない。イエスさまには大切な仕事があるのだ!」。

するとイエスさまは弟子たちを叱って言われました。「子どもたちをわたしのところに来させなさい。止めてはいけない。神の国は、このような人たちのものなのだから」。イエスさまは言われました。「はっきり言っておく。誰でも、小さな子どものように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない」。イエスさまは「子どもたちを抱き上げて、手を置いて祝福された。」のです。イエスさまは子どもたちの味方です。そのようなイエスさまをもっと知りたいですね。

お子様お一人おひとりのこれからの歩みが神さまの大きな愛と祝福の中で、心身共に健やかに

成長できますよう、教職員一同、心よりお祈りいたします。

(園長 押川幸男)

 


自己紹介

園長:押川幸男(おしかわさちお)

九州の宮崎生まれ。宮崎教会牧師(共愛幼稚園園長)、東京港区赤坂の霊南坂教会主任牧師(霊南坂幼稚園園長)を歴任。

現在、群馬県沼田市の沼田教会牧師(恵泉幼稚園園長)も兼務しています。

同志社大学大学院神学研究科博士課程前期修了(神学修士)

宮崎大学大学院教育学研究科学校教育専攻修了(教育学修士)

日本保育学会会員、日本キリスト教教育学会会員、日本モンテッソーリ学会会員、横浜ワイズメンズクラブ会員

好きなこと:博物館や美術館巡り。どうぞ宜しくお願い致します。

 


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